システム構築(SI)を生業とするSIerは、商材の目利きや、顧客の経営課題を解決する能力に特化した業態ともいえる。大手SIerのDTS中国法人は、日系企業をはじめ地元に根ざしたSIに取り組んできた。そこで気づいたのは、「市販の表計算ソフトで販売や在庫管理を行っている企業が、想像以上に多い」(高田政和総経理)ことだった。いわゆる“Excel経営”と呼ばれるもので、専門的な情報システムを導入する予算はないが、しかし、紙の伝票で管理するわけにはいかないので、手持ちのパソコンと市販の表計算ソフトで当座をしのぐやり方である。
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